顎(あご)のトラブルについて
顎(あご)のトラブルについて
☑ 食べ物を噛む時や口を開け閉めする時に痛みや音がする
☑ 口の開閉、左右の動きがスムーズに行えない、顎がだるい
☑ 顎ばかりでなく、肩こりや腕や指のしびれ、偏頭痛、耳や鼻に不快感がある
☑ 寝るときはマウスピースをしている
☑ 歯科に行ったけれど痛みが楽にならない
☑ 長年痛くて良くならないので不安
☑ 痛みがなくなる技術があるなら試したい
当院は顎関節症の専門の治療を行っています。
歯科に通院されても良くならない・・・
諦めかけていた沢山の方々が、当院にご来院されて改善されています。
顎の痛みやトラブルの原因は、打撲等の顎のケガによるもの、顎関節症によるもの、顎の脱臼によるもの、虫歯や親不知などの歯の影響によるもの、三叉神経などの神経の影響によるものなど様々です。
顎(あご)には、筋肉と関節と神経が集中していて、食事をするときやおしゃべりするときに動き(使い)ます。
この顎の関節やその周囲の筋肉が痛んだり、動かす時に音が鳴ったり、口が開けないとか動きにくくなるのを「顎関節症(がくかんせつしょう)」といいます。
顎関節症は顎の関節やその周囲の症状だけでなく首・背中・腰等の痛み、耳の痛み、耳鳴りなど全身に影響します。
◎ 頭痛、首や肩・背中の痛み、腰痛、肩こりなどの全身におよぶ痛み
◎ めまい、耳鳴り、耳のつまり感、難聴
◎ 眼の疲れ、充血、涙が出る
◎ 鼻のつまり感
◎ 歯の痛み、舌の痛み、味覚の異常、口の渇き
◎ 嚥下困難、呼吸困難、四肢のしびれ等
◎ 上下の歯の噛み合わせの異常
◎ 精神的緊張やストレス
◎ 歯ぎしり
◎ (緊張や集中しすぎによる)歯の食いしばり
◎ 唇や頬の内側をかむ癖
◎ 頬杖、うつ伏せ寝、猫背などの不良姿勢
◎ 顔面打撲や事故などの外傷
◎ 大口を開ける
◎ 硬いものを噛む
◎ 片方ばかり噛む
◎ うつ、不安因子がある
◎ 睡眠障害(ストレスで夜よく眠れない)
① あごを動かす筋肉の痛みが主な症状のもの(咀嚼筋痛障害)
② 顎関節の痛みが主な症状のもの(顎関節痛障害)
③ 顎関節の中の関節円板(骨の間にあるクッションの働きをする組織)がずれたもの(顎関節円板障害)
④ 顎の骨に変化が生じたもの(変形性顎関節症)
「アゴが痛む(顎関節の痛み・咀嚼筋という筋肉の痛み)」
「口が開かない(開口障害)」
「アゴを動かすと音がする(顎関節に雑音がする)」
具体的に言うと・・・
◎ 硬い食べ物を噛めない
◎ 大きな食べ物(ハンバーガーやリンゴやミカンなど)が食べにくい、
◎ アゴの音が気になる・煩わしい
「なぜ開けるとき痛いの?」
顎関節症の痛みは、顎関節そのものと咀嚼筋の痛みに分かれます。 どちらか一方、または両方の場合もあります。 顎関節の痛みは、顎関節やその周りの炎症や咀嚼筋や筋膜の炎症が原因です。 さらに、局所の炎症、局所から中枢までの神経系の問題、環境や性格などの問題、原因不明な特発性のものなどがあります。
「なぜ口が開かなくなるの?」
顎関節の内部にある関節円板がずれて、関節の動きを妨げたり咀嚼筋の痛みが原因であごが動かせなくなります。 また痛みのせいで口をあまり使わなかったり大きく開けないと顎関節や咀嚼筋の運動が制限されて開かなくなることがあります。
「なぜ開けると音がするの?」
関節円板がずれて際に引っかかって音がすることや、顎関節の骨がこすれあって音がすることがあります。 また、大きく口を開けるときに、関節がずれて音がすることもあります。
※顎関節症の人は顎関節や咀嚼筋の問題だけでなく、心理的あるいは社会的なストレスが関係している場合もあるので
様々な視点で観察し施術する必要があります。
顎関節(がくかんせつ)は
下顎骨にある下顎頭 (かがくとう)と頭蓋骨の側頭骨という骨の下顎窩(かがくか)・関節結節でできています。
骨の間には(クッションの働きをする)関節円板と(潤滑液である)滑液がありスムースに動くようになっています。
下顎骨を動かす筋肉は、口を閉じるときに使う咀嚼筋(咬筋:こうきん)、側頭筋、内側翼突筋(ないそくよくとつきん)、外側翼突筋(がそくそくよくとつきん)、口を開けるときに使う舌骨筋群があります。
下顎骨にはこれらの筋肉が付いていて、顎の開閉運動や咀嚼を行います。
咀嚼は個人差があります。リズムのパターンがあり下顎運動を行います。このリズムが狂うと、下顎頭や関節円板に大きな力がかかり変形したり関節のずれが起ったり、摩耗や吸収が起こることがあります。ひどくなると痛みや雑音、咀嚼筋の緊張による開口障害が起こり、「顎関節症」となります
◎ 片方ばかりでかまず、バランスよくかむ
◎ うつ伏せや頬杖をしない
◎ 食いしばりや歯ぎしりを改善する
◎ 舌で前歯を押さないようにする
◎ 口呼吸をしない